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比較・選び方

ガントチャートを無料で引けるツールの選び方|4社比較

| タスクマン編集部

「無料で使える」と書いてあったのに、ガントだけ引けない

  • ツールに登録して工程を並べようとしたら、ガントチャートのメニューだけが押せなかった
  • まとめ記事の「無料プランあり」を見て選んだのに、ガント表示は有料プランの機能だった
  • 結局スプレッドシートに戻ってきて、日付をずらすたびに手で直している

「ガントチャート 無料 ツール」で検索すると、10選・15選といったまとめ記事が並びます。ただ、そこに書かれている「無料あり」は、多くの場合ツール全体に無料プランがあるという意味で、ガントチャートがその無料プランに入っているかどうかは別の話です。ガントチャート(タスクの期間を横棒で時系列に並べた図)は、どのツールでも上位プランの目玉になりやすい機能だからです。

この記事では、主要な4サービスの公式料金ページを実際に開いて、無料プランでガントチャートが引けるかを1つずつ確かめました。あわせて、登録する前に見分けるための3つのポイントを整理します。

無料のガントチャートツールを選ぶ3つのポイント

1. ガント表示が「無料プランの機能」として書かれているか

いちばん先に見るのはここです。料金ページの比較表で、ガントチャート(またはタイムライン)の行が、無料プランの列でもチェックになっているかを確認します。行そのものが見当たらない場合は、無料プランの説明ではなく上位プランの説明にだけ載っていることが多く、そのときは無料では引けないと考えたほうが確実です。

2. 無料枠の上限が、人数・プロジェクト数・使用回数のどれで決まるか

無料プランには必ず上限がありますが、何で区切られているかはサービスによって違います。人数で区切るもの、プロジェクト(ボード)の数で区切るもの、容量や機能の使い方で区切るものがあります。3人のチームで1つの案件を回すなら人数上限が効きますし、1人で複数案件を並行するならプロジェクト数の上限が先に来ます。自分のチームの形と、どの上限がぶつかるかを合わせて見ます。

3. 有料に上がるときの課金の形

無料で始めても、人が増えれば有料プランを検討することになります。このとき費用の増え方が2種類あります。1ユーザーあたり月額いくらの形は、人数に比例して増えます。プラン単位の定額の形は、上限までなら人が増えても金額が変わりません。5人を超えそうなチームでは、この違いが年間の金額を大きく変えます。

この3つはツールを選ぶ軸ですが、選んだあとにもう1つ準備が要ります。ガントチャートは、タスクに開始日と期限の2つが入って初めて棒になります。期限しか入れていないと、ガント表示があっても点が並ぶだけです。どのツールに決めるにしても、開始日をどこまで埋めるかは先に決めておくと、あとで入力し直さずに済みます。

主要4サービスの無料プランを比べる

以下は2026年9月2日時点で、各社の公式料金ページに書かれていた内容です。Asanaの日本円表示は税別(日本の消費税は別途課税)、TrelloとClickUpは米ドル表示のため、原文のまま記載します。

Asana

プロジェクト管理ツールとして広く使われているサービスです。無料のPersonalプランは「個人的なプロジェクトを管理する1〜2人のユーザー向け」と書かれており、コラボレーションは2人までです。

  • 特徴: タスクの階層や進捗の追跡まで含めた本格的なプロジェクト管理ができます
  • 料金: Personalは¥0。有料はStarterが年払いで1ユーザーあたり月額1,200円(月払いは1,475円)、Advancedが年払い2,700円(月払い3,300円)
  • ガント: タイムラインとガントチャートはStarter以上の機能で、Personalには含まれません
  • 向いているチーム: 有料前提で、進捗追跡まで作り込みたいチーム

Trello

カードを並べるカンバン方式で知られるツールです。無料プランでもカード数は無制限で、思いついたタスクを置いていく使い方には向いています。

  • 特徴: 画面が単純で、説明しなくても新しいメンバーが使い始められます
  • 料金: Freeは$0で、1ワークスペースあたりボード10個・コラボレーター10人まで。Standardは年払い$5/ユーザー/月(月払い$6)、Premiumは年払い$10(月払い$12.50)
  • ガント: タイムライン表示はPremiumの「Views: Calendar, Timeline, Table, Dashboard, and Map」に含まれており、無料プランでは使えません
  • 向いているチーム: 期間の管理より、いま誰が何を持っているかを並べたいチーム

ClickUp

1つのツールに機能をまとめる方針のサービスで、無料プランでも使える機能の幅が広いのが特徴です。

  • 特徴: ビューやフィールドの種類が多く、細かく作り込めます
  • 料金: Free Foreverは無料で、メンバー数とタスク数は無制限、ストレージ60MB・5スペースまで。Unlimitedが年払い$7/ユーザー/月(月払い$10)、Businessが年払い$12(月払い$19)
  • ガント: 料金ページの比較表では、Free Foreverのガントチャートは「Trial」(お試しの扱い)です。制限なく使えるのはUnlimited以上で、Unlimitedの機能には「Unlimited Gantt Charts」と書かれています
  • 向いているチーム: 人数が多く、無料のうちは容量の範囲で試して、ガントを続けて使う段階で有料に上げたいチーム

タスクマン

私たちが運営しているタスク管理ツールです。リスト・カンバン・カレンダー・ガントの4つの表示を、同じタスクのまま切り替えて使えます。

  • 特徴: プロジェクトごとにカスタムフィールド(テキスト・数値・日付・真偽値・単一選択・複数選択)を足せるので、管理したい項目をチームに合わせて設計できます
  • 料金: Freeは¥0でプロジェクト1件・メンバー3人まで。Standardが月額1,000円(プロジェクト5件・メンバー10人)、Proが月額10,000円(プロジェクト・メンバーとも無制限)
  • ガント: 全プランが全機能対応で、無料プランでもガントチャートを表示できます
  • 向いているチーム: まず1案件で、費用をかけずにガントを引いて試したいチーム

無料プランでガントが引けるか — 比較表

項目 Asana Trello ClickUp タスクマン
無料でガント 不可 不可 お試し扱い 可
ガントが入る最初のプラン Starter Premium Unlimited Free
無料枠の上限 2人まで ボード10・10人 人数無制限・60MB 1案件・3人
有料の課金の形 1ユーザー単位 1ユーザー単位 1ユーザー単位 プラン定額
有料の開始価格 月1,200円/人 月$5/人 月$7/人 月1,000円

AsanaとTrello、ClickUpは年払いにしたときの1ユーザーあたりの月額、タスクマンはプラン単位の月額です。Asanaは税別表示です。

目的別のおすすめ

  • とにかく費用をかけずにガントを引いて試したいなら、無料プランにガント表示が含まれているものを選びます。4つのうちでは、タスクマンの無料プランが該当します(無料の範囲は1案件・3人までです)
  • すでに10人以上で、進捗追跡まで作り込みたいなら、有料前提でAsanaのStarter以上が候補になります。無料で粘るより、最初から有料で設計したほうが早く落ち着きます
  • まずカンバンで回して、必要になったら期間を見たいなら、Trelloの無料プランで運用を始め、タイムラインが要る段階でPremiumを検討する順番になります。使い分けの考え方はカンバンとガントチャートの使い分けにまとめています
  • 機能を一通り触ってから決めたいなら、ClickUpの無料プランで試し、ガントを継続して使う段階でUnlimitedに上げる形になります

まとめ

  • まとめ記事の「無料あり」は、ツールに無料プランがあるという意味で、ガントチャートが無料で使えるという意味ではありません
  • 料金ページの比較表で、ガント(タイムライン)の行が無料プランの列に入っているかを最初に確かめます
  • 無料枠の上限が人数・プロジェクト数・使用回数のどれで決まるかを、自分のチームの形と突き合わせます
  • ガントは開始日と期限が揃って初めて棒になります。ツールを決めたら、ガントチャートの作り方の手順で、引く前に決めることを片づけておくと手戻りがありません

料金・機能は2026年9月2日時点で各社の公式料金ページを確認した内容です。改定されることがあるため、契約前に最新の表示をご確認ください。

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